実験回路1のブロック図を図5.1に示した。コイルの他に負荷がないので最大の出力電流を得られる。だが、何度か使用しているうちに火花が飛んで接点が融着してしまう可能性が高い。
実験回路2のブロック図を図5.2に示した。実験回路2は安全性と耐久性を考慮して、トライアックを使用した。
5.1.1 必要な装置
この実験で準備するものを以下に記載する。
(1)充放電用装置2台(製作)
図5.1.1a 実験回路1の外観 図5.1.1b 実験回路2の外観
(2)コイル3個(製作)
図5.1.1c コイル1(φ21) 図5.1.1d コイル2(φ24) 図5.1.1e コイル3(φ18)
(3)1円玉3枚(流通品)
(4)2m巻尺と1m直線定規(市販品)
(5)単三電池数本と電池の代用として電源ユニット(1.5〜2.0[V]、1[A]程度出力できるもの)
5.1.2 冶具
(1)コイル製作用冶具
図5.1.2 冶具
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