Mars Report by "NASA"/2018.07.25
      ”火星−2003年以来の地球への大接近”   


  グリフィス天文台

  Hollywoodの看板 

 グリフィス天文台
  (詳細はNASAのHP参照)

<ニュース|2018年7月25日>
火星−地球へ大接近
 

JPLの‘火星人たち’がグリフィス天文台にやってくる。


カリフォルニア、パサデナのNASAジェット推進研究所は火星探査のため長らく基地で作業してきた。だが、7/30(月)の夜、さまざまなJPLの科学者らと技術者らはロス・アンゼルスのグリフィス天文台のすぐ近くへ探査中の火星の興奮を運ぶのだ。

これらの“火星人たち”は、2003年以来、地球へ最接近する赤い惑星のための無料天文台パーティで皆と交流する予定だ。


JPL火星ミッションの何人かのメンバーが天文台の生配信ショーに参加するだろう。
それは
 Rich Zurek 、JPLの火星プログラム・オフィスの主任科学者
 Farah Alibay、NASAのインサイトとMarCOミッションの技術者
 Keri Bean、NASAのオポチュニティ・ローバーの技術者
たちだ。

 このイベントは7/30(月)午後10時から火曜日の午前2時PDTまで続けられる。天候さえ良ければ、火星が最接近する間、オポチュニティをみるために、天文台の従業員と地域のボランティアによって設置された望遠鏡が訪問者に提供される。

 それらは2003年夏に34.6百万マイル(55.6百万km)という歴史的な接近をして以来、7/30月曜夜、地球と火星は互いに35.8百マイル(57.6百万km)の距離に最接近する。

最接近の瞬間は7/31火曜日午前12:45PDTだ。最接近の瞬間、天界の偶然の一致により、火星はロス・アンゼルスから望遠鏡を通して最も高い位置に来る。
それは子午線に接近し、その時南の空で最高の高さになる。

次の同様の接近は、火星が35.4百万マイル(56.9百万km)にある2035年9/11まで起こらない。

食の間の太陽や月とは異なり、火星は最接近中に姿を変えることは無い。


<生配信について>

 家から火星の最接近現象を見たいと願う人々のために、グリフィス天文台は7/30月曜日午後10時PDTから7/31火曜日午前1:30まで生中継する。

 JPLのゲストは実況放送と火星の最新のニュースを提供するため、天文台館長ローラ・ダンリー率いるグリフィス天文台プログラミング・チームと合流する。
 
グリフィス天文台は次のアドレスでこの現象のライブ配信を流す。(略)

 
グリフィス天文台はロスアンゼルス市のレクリエーションや公園の管理部門により所有され、操作される。この天文台はグリフィス公園内のハリウッド山の南斜面に位置する。


(以上)


(おまけ)

 さすがアメリカ!
 3時間半の火星接近の様子と、現在活躍中のオポチュニティを国民に見てもらおうと2つの方法を考えた。

 第一は天体ショーの生配信とともに、グリフィス天文台にボランティアにより設置された無料の望遠鏡で観望会を開いた。ジェット推進研究所の専門家3人も加わった。ここがすばらしい。
 第二は生配信。自宅で見たい人のために3時間半のショータイム。しかもグリフィス天文台館長(女性)とそのスタッフにジェット推進研究所のメンバーも加わって解説。これもすばらしい。

日本人はなにを見たのだろう? ジェット推進研究所? ほとんど誰も知らない。
火星は今年6/10頃から強大な砂嵐にみまわれ、現在は惑星全体を完全に取り巻かれており、汚いだけだ。面白くもなんともない。日本人が関係したものは皆無。見るものなどなにもないはずだ。天体オタク以外は。

オポチュニティオポチュニティ・ローバー(強大な砂嵐により、太陽電池によるバッテリの充電が不十分なため科学上の作業は現在休止中)の大活躍とその分析結果を、アメリカでは堂々と配信し、ジェット推進研究所の専門家たちがそれをわかりやすく解説、ほとんどの国民が固唾を呑んで視聴する。

この科学への関心力の違い!

 しかも今年の11月にはMarCO-A,Bの双子のキューブと共に、再び着陸船が火星に降り立つ。現在のローバーは物質の分析能力は高いが、5cm程度までしか掘削できない。事実写真が送られてきている。だが次のローバーは凄い。5m程度まで掘削可能なのだ。これらからもこのHPで取り上げるが、その能力は脅威的でさえある。またそれを支えるスタッフらの困難な事態を乗り切る能力も凄い。プログラムでだめならマニュアル操作でミッションを完遂させる。原子力電池の技術もすばらしい。2003年3カ月限定のミッションが15年も続いているのだ。さらに世界最高の分析装置は電子レンジ程度の大きさにまとめられている。
(新聞によれば、何でも小さくするのが日本の世界に冠たる得意技だとか・・・実は全てパクリなのだが、これこそ試してみるべきだろう。世界のエネルギー問題が大きく変わるはずだ。もっともパクリ技術では不可能だが・・・)

またジェット推進研究所はバーチャル体験(火星での地震=火震)も可能な巨大なワゴン車で、研究所のスタッフとともに、本部のあるカリフォルニア州を全て巡回して回っていた。もちろん無料だ。大人も子供も皆が集まって火星を体験できる。自ら火震をおこすのだ。アメリカのVRVFX技術は、日本人にはパクれない程遠い高度な技術となっている。大変なにぎわいようである。写真では子供たちに研究所のスタッフが楽しそうに説明している。その様子は追ってこのHPに追加しよう。何という金を有効に使用した素晴らしいサービス精神!

日本にそのようなものがあるだろうか?  
JAXAは自分たちの保身のためには役人には金をふんだんに使う。だが、その金を出している国民は無視だ。なにか国民に対してサービスをしてきただろうか? 小難しいHPを作っても誰か訪問だけはするだろうが、何をやっているのか理解する者などほんのわずかだ。すぐ撤収、×をクリック! いくつか新特許を取ったとやたら自慢しているが、誰かがどこかで何十億円で買い取ってくれたのか? 何かに使われ何十億円も利益があったのか? あるわけがない。自己満足。ロケットエンジンの燃料代どころか人件費にすらならないだろう。なんじゃそりゃ・・・

それに比べて、国立天文台(mitaka)は素晴らしい。宇宙ソフトmitakaの出来は見事だ。しかも人々に無料で提供している。ちっとは見習った方が良いのではないだろうか? これぞ世界に誇れるソフトウェアだ。販売すれば世界中で売れるだろう。(最も欧米にも強力なソフトがあるが・・・)

そういえば、打ち上げたもののどこかへ飛んで行っちまった日本のキューブ。偶然見つかったが成果は完全にゼロ! 説明も証拠写真が全くないので全部想像。おまけで付いたあだ名が”オソブサ”。うまいねぇ〜、座布団8枚だよ〜。しかも日本では希少なハリウッドスターまで使い、何の成果も無いのに映画を作ってバカ騒ぎ! No.2も世界ではほとんど注目されていない。おーい、日本人、毎日40℃で頭がおかしくなったこともわからないのか・・・
成果の無い者たちが”汚い砂だらけの火星”について騒いで、何が面白いのだろうか? 

どこの世界も同じだが、大した成果も上がっていないとワイロに頼ることになる。約150億円、次の150億円も国民に返せ!といいたい。もうやらなくていい。
              JAXAは解散。
理研のように、米・欧州の研究機関と協力して宇宙探査をする時代がきていることに気づくべきだろう。宇宙ステーションがその良い例である。個人のGNP順位は世界で20位以下。もはや日本は先進国では無い。バカにしていた東南アジア諸国、北欧諸国等に大きく引き離された。もう追いつけない。

(追記:深夜のスーパーやコンビニに行ってみるとよい。汚い髭を生やし、頭が悪く、人相の悪いガキがウヨウヨしている。特に目つきが悪い。迷惑千番。バカが増殖し続けている証拠だ。黒電話頭の北朝鮮にでも引き受けてもらい、地獄の炭鉱堀りにでも貢献してもらうべし。他には使えない。そうすれば数百万人以上の日本の無駄な人口が減る。年寄りばかりも困るが・・・)

 また、世界に恥ずかしい2度に渡る”アルコール燃料”によるロケットの打ち上げと大失敗。筆者はこの計画が出る前から、最初に周囲にダメ出しをしていた。科学に無知な多くの周囲の日本人はなにがしかの期待していたことを思い出す。
ナサケナヤ・・・ナサケナヤ・・・

 この方式はとうの昔に世界では放棄されており、もはや技術でさえ無い。またまた無知蒙昧を晒してしまった日本人。何故”アホ”の言いなりになるのか分からない。関係した人たちの名前は一切出て来ない。ただ一人の”アホ”の名前だけがマスコミに流れる。全くかつてのウォルト・ディズニーと同じやり方だ。筆者の隣の市で”クサイ”飯を食って反省したのではないのか? 懲りないお方々がこの国にはまだまだいる。


追記)
国立天文台様、Mitakaの美しい画像をお借りしました。ありがとうございました。

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