1.DVR-77HのDVDに異変発生に異変発生
2015年10月10日。
ついに以前購入したパイオニア製DVD/HDDレコーダDVR-77HのDVDが認識できなくなりました。
リモコンでDVD/HDDの切替が出来ない状態。
2.DVDドライブの入手
そこで、ヤホ−オークションでDVDドライブを検索してみたところ、HITACHI
GSA-4163B
DVDマルチドライブが出品されていました。早速それを落札。
<GSA-4163B>

3.DVR-77Hの分解
早速DVR-77Hを分解してみます。
<DVR-77Hの中身>

後ろに付いているファンですが、思い起こせば、今は無きプラズマディスプレイにも当初は熱対策として4〜6個程度取り付けられていました。確かに試験中もファンの音は気になっていましたが、商品化した後、当然のごとく客からクレーム(ファンがうるさい!)がきました。知り合いの経営者も映画の静かな場面では大いに気になると言っていたことを思い出します。
その結果、ファンは全て取り外しということになりました。その後のP社の映像関連機器からはファンはなくなったようですが・・・
ハード的には、部品密度も発熱量もプラズマディスプレイの比ではありませんが、この機種はコマーシャル仕様での温度保証が+5〜+35℃となっています。やけに大きいスイッチング電源や、高速クロックで動作するLSIは大いに発熱します。しかし、この筐体では自然対流による熱の上昇が全く期待できません。温度試験の結果、ファンを付けることになったのでしょう。しかし、これだけスカスカなのにファンは本当に必要だったのだろうか?と思います。
4.DVDドライブのベゼル改造
<<実機DVDドライブ(上)とGSA-4163B(下)>

GSA-4163Bと実機DVDドライブを比較してみると、ベゼルが異なっています。
実際GSA-4163Bの方が大きい。(色は白)
これでは実装しても、オープン命令の後、トレイが外へ出てきません。
そこでGSA-4163Bと実機DVDドライブ共にベゼルを外し、加工をします。
実機DVDドライブのベゼルをGSA-4163Bのそれにつけたものが次の写真です。
(ぴったりはまって外れることは無い。)

5.DVDドライブ設定ピンの比較
次に設定ピンを比較します。
<GSA-4163B(上)と実機DVDドライブ(下)の裏側の写真>

見ると、実機DVDドライブのマスター/スレーブ/CS設定部にジャンパーピンが入っていない。
ではHDDのピン設定はどうだろうか?
CS(Cable
Select)にジャンパーピンが挿入してある。
PCではマスター/スレーブ/CS設定は必須であるが、DVR-77HのOSは、HDDからDVDへ、またはその逆にダビングする場合(ワンタッチダビング機能)、どのように判断しているのであろうか?
まあ、こちらには不明なOS下でのDMAコントローラの扱い次第といったところか・・・
6.GSA-4163Bの設定
JP設定を変えて動作確認をした結果は下記の通りです。

ということで、GSA-4163Bの設定ピンはMASTERとします。
7.電源投入後の動作
確認した動作は以下の通りです。

<DVDクイック録画(DVD→HDD)の模様>

再生中
8.結 論
かくして、DVD換装は大した困難も無く終わったものの、結果は7の通りでした。
残念ながら、アナログ時代のTV番組でテストしたところ、
第一に、DVD−RWの初期化が(VR、ビデオモードともに)NGでした。初期化を開始してから終わり直前まで進みながらも、最後に、初期化できませんでしたというメッセージが出てしまう。
第二に、初期化済(パイオニア方式)のディスクを挿入し、HDDからDVD−RWへのダビングを試みるが、このDVDには(VR、ビデオモードともに)録画できないとメッセージがでてしまう。
第三に、初期化済(パイオニア方式)のディスクを挿入し、外部入力からDVD−RWへの録画を試みるが、これも録画できないとメッセージがでてしまう。
DVDへの書き込みは全滅でした。
残念ですが、このDVDドライブは再生専用として使うしかないようです。
以上で、他のDVDドライブへの換装が機能限定で可能なことは分かりました。(書込みNG)
しかし、交換したGSA-4163Bはリード/ライト可能ですので、このままでは無駄になります。よってこれはPCに使用し、PCのリードオンリーのDVDドライブをDVR-77Hに付け替えます。
以上で、換装の記録は終了です。ご覧いただきありがとうございました。
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