ニュース｜2018年12/13
火星インサイト着陸船、宇宙からの初の画像で認識される！
ＮＡＳＡインサイト宇宙船の熱シールドとパラシュートがＮＡＳＡの火星リコネッサンス・オービター搭載のＨｉＲIＳEカメラにより12/6と11に撮影された。
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11/26に、ＮＡＳＡインサイトミッションは、宇宙船が火星上の長軸81マイル（130Km）の楕円状着陸地点内に着陸したことを認識した。今チームは、もう一つのＮＡＳＡ宇宙船、火星リコネッサンス・オービター（ＭＲＯ）搭載の強力なカメラＨｉＲＩＳＥからの画像を用いてインサイトの正確な位置を示した。
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2014年5/30に、ＮＡＳＡの火星リコネッサンス・オービター（ＭＲＯ）搭載のＨｉＲＩＳＥカメラにより撮影された火星表面の注記つき画像。 |
インサイト着陸船の熱シールドとパラシュートが、ＨｉＲＩＳＥ（高解像度科学実験装備を代表する）による先週12/6とさらに火曜日の1式の画像の中に確認された。
熱シールドとパラシュートは、インサイトの着陸地点として選択された平坦な溶岩平原であるエリシウム平原上に、互いに1000フィート（数百m）以内にある。
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赤い点は、2015年にＮＡＳＡの2001火星オデッセイ・オービター搭載のＴＨＥＭＩＳカメラにより撮られた、火星表面の注記付き画像内のＮＡＳＡのインサイト着陸船の最終着陸地点を示す。 |
今日発表された画像には、火星の景色上の3つの新たな特徴が暗緑色がかった青色で示されている。それは実際の色とは異なる。つまり、火星表面で反射された光が色を飽和させているためだ。着陸船の周囲の大地が、降下中に逆推進ロケットによる爆風にさらされ暗く見えている。蝶の形状に注意してみると、いづれかの側に着陸船の太陽パネルを確認できる。
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ＨｉＲＩＳＥが火星の着陸船の写真を撮ったのは、これが初めてではない。インサイトは2008年のフェニックス宇宙船をほとんど基本にしている。ＭＲＯ搭載のカメラはそのパラシュートでの降下はもちろん火星表面をも撮影した。着陸中に、アリゾナ大学においてＨｉＲＩＳＥチームがインサイトの画像を撮ろうとしている間、ＭＲＯは最適な角度にならず、良質な画像を撮ることができなかった。
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インサイトについて
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JPLはNASAの科学ミッション本部からインサイトを管理している。インサイトは、アラバマ州ハンツビルの政府機関マーシャル宇宙航空センターにより管理されるNASAのディスカバリ・プログラムの一部である。デンバーのロッキード・マーチン・スペースがその航行ステージ、着陸船を含むインサイト宇宙船を建造した。そしてミッションのための宇宙船の運用を支援する。
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フランス国立宇宙センター（ＣＮＥＳ）、ドイツ航空宇宙センター（ＤＬＲ）を含む多数のヨーロッパの同僚たちがインサイトの任務を支援している。ＣＮＥＳとパリ地球物理学学院（IPGP）は、ドイツにおける太陽系探査（ＭＰＳ）のためのマックス・プランク研究所、スイスのスイス技術研究所（ＥＴＨ）、イギリスのインペリアル大学とオックスフォード大学、そしてＪＰＬからの重要な貢献とともに、内部構造（ＳＥＩＳ）装置のための地震実験装備を提供した。
ＤＬＲは、ポーランド宇宙科学アカデミーの宇宙研究センター（CBK）からの重要な貢献と共に、熱流と物性パッケージ（ＨＰ3）装置を準備した。スペイン宇宙生物学センター（CAB）は風センサーを提供した。
ツーソンのアリゾナ大学がＨｉＲＩＳＥを操作し、それはコロラド州ボールダー、Ball
Aerospace & Technologies
Corp.（ボール・エアロスペース＆テクノロジー社）によって製作された。カリフォルニア州パサデナのＮＡＳＡジェット推進研究所、カルテクの部門が、ワシントンのＮＡＳＡ科学ミッション本部から、火星リコネッサンス・オービター・プロジェクトを管理している。